私たちが泊まったB&B・Hotelの紹介
Ards House アーズハウス
Hosts | Margaret Kennedy |
Address | Connel, By Oban, Argyll, PA37 1PT |
Telephone | 01631 710255 |
E−Mail | info@ardshouse.comk |
Web Site | Ards House |
More Information | - |
2010年14日(月)〜6月17日(木) 3泊 水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。
14日(月) 夕
今日も無事に日程をこなし17時30分、B&Bのあるコネル(Connel)村に着いた。A828とA85が交わる交通の要衝だ。
ポストコードで出した地図がA85を逸れた地点を示しているので迷ってしまったが、別のB&Bの女性が「家よりずっと立派なハウスよ」と丁寧に説明してくれた。
A85沿いにアーズハウスはあった。道を挟んで向かいがパーキングになっている。湖に面した見晴らしの良い所だ。パーキングから撮ったハウスが左の写真だ。
この村の名物がコレル橋(Connel Bridge)だ。B&Bのパーキングから目の前に見える(写真右)。両端を3連のアーチ橋に挟まれた150mの鋼鉄製トラスト橋だ。
上述のバラチュリッシュ橋と良く似たデザインだが、1903年開通というからこちらが元祖だ。湖面からの高さは15m、美しい橋だ。
橋の下の水色の建物が今夜のディナーの"The Oyster Inn"だ。
15日(火) 朝
今日も上々の天気だ。アーズハウスのホステスのマーガレットは何処かマダムの風格があるが、ホスピタリティーは最高だ。
気は遣ってくれるがお節介ではない。そんな距離感があり、イギリスの個人主義と解釈する。
とても明るいダイニングの窓際に席を占める。ブラックプディング・エクセプト・フルスコティッシュとスモークトサーモン&スクランブルエッグだ。
ブラックプディングはStornoway産、スモークトサーモンはInverawe産と食材にもこだわりがあるようだ。
ここの小さな看板に"Ards House Guest House"の下に"Tigh Na Ard"とある。6月1日から3泊した"Tigh Na Leigh"で学習した通り
"Tigh Na 〜"はゲール語で”〜の家”の意味だ。そして、"Ard"は”岬あるいは小丘、高台”の意味だという。”岬の家”がピッタリくる。
16日(水) 朝
やや曇り空だ。今日は待望のホーストレッキングがある。雨が降らないよう祈る。
清潔なダイニングには暖炉が焚かれている。日によって気温の差が激しい。
今朝はスコットランド名物ハギスにしたがハギスオンリーはちょっと辛い。妻は今日もスモークトサーモンとスクランブルだ。良く飽きないものだ。
ここの朝食は前夜に伝票の希望の品にチェックをいれて、ダイニングに出しておくシステムだ。妻がフルーツの欄にチェックを入れ忘れた。
その旨マーガレットに伝えると「ノープロブレム」と言って対応してくれた。
17日(木) 朝
例により、フルスコティッシュの朝食を済ませ、マーガレットと感謝と別れのハグをする。
マーガレットは地元のシングルモルトをナイトキャップにしている私を余程のウイスキー好きと考えたのだろう、
お土産だと言って”ウイスキータブレット”をプレゼントしてくれた。タブレットとはスコットランドの郷土菓子で、砂糖やクリーム、
バターなどを煮詰めて作るファッジに似たお菓子だ。これに様々な香料や果物などを混ぜ色々な味のものがあるが、ファッジより砂糖菓子然としている。
Where to Eat | The Oyster Inn |
アーズハウスのホステスのマーガレット(Margaret)のお薦めは徒歩5分のThe Oyster Innだ。
この付近は複雑に湖が入り組み合う地形だ。窓から湖の見える清潔なレストランでディナーだ。今日は車の心配もないので、先ずはエールビールから始める。 オーダーは
・ Half dozen west coast Oysters Six Oysters served on crushed ice with lemon セルガキ
・ The Oyster Inn celebrated Ocean Pie Natural smoked haddock, salmon, mussels, prawns, and squid,
topped with mashed potato and glazed with mature Scottish cheddar, served with a green salad シーフードパイ
・ Chargrilled Scottish Rib-eye Steak served with chips, mushrooms, onion rings, tomato リブアイステーキ
セルガキの大きいことにびっくり、潮の香りが口に広がる。シーフードパイも具がごろごろ入っていて、掘っても掘っても底が見えてこない。
リブアイステーキの盛りつけのシンプルさ。楽しくなる。見事完食した。
Where to Eat | Piazza ピアッツァ |
帰りはA82からA85を通り、B&Bのあるコネルを通過し一気にオーバンの街に入る。2時間のドライブだ。5年前に行きそびれた
EE・USKを訪れると案の定満席だ。相変わらず人気のようだ。
今日の所は05年にランチをしたピアッツァにしておこう。こちらも賑わっていて、しばらく待たされてから席に案内される。オーダーは
・ "Zucchine Ripiene" Courgette stuffed with parmesan, breadcrumbs & garlic butter ズッキーネ・リピエネ ズッキーニの詰め物
・ "Bruschetta" Roasted loaf with garlic butter and diced fresh plum tomatoes, basil and extra virgin olive oil お化けブルスケッタ
・ "Margherita" Mozzarella, tomato & fresh basil 超厚ピッツァ マルガリータ
・ "Spagetti alla Puttanesca" Classic dish consisting of capers, olives, anchovies, black pepper and fresh tomatoes プッタネスカ 娼婦のスパゲッティ
オールトマトでかぶってしまったが、イタリアンとはそうしたもの。
ズッキーニは少し火を通しすぎたようだが、なかなか美味しい。ブルスケッタの大きさは何ということだ。半端じゃない。それでもここまでは完食したが、
次のピッツァの厚さにまた驚きだ。半端ね〜。続いて出てきたスパゲッティの太いこと。麺はすべからく細麺が好きなんですが・・・。
ピッツァはモッツァレラの部分だけ、プッタネスカ中のオリーブやケッパー、ニンニク、アンチョビ、トマトだけほじりだしていただいただけで満腹だ。
突然、アーズハウスのホステスのマーガレットが現れ「楽しんでいる?」と声を掛けられ、びっくりだ。EE・USKで息子さんとディナーをした帰り際に
私達を見つけて声を掛けてくれたのだ。「私達もEE・USKに行きたかったが、満席だった」と言うと「明日行きたいなら、今予約した方がいいわよ。
今私が予約してきてあげる。何時にする」、「19時30分に」。出て行ったかと思うとあっという間に帰ってきて「OKよ」。何んとも手早いこと、小気味良い。
Where to Eat | EE・USK |
EE・USKの予約時間までにはまだ時間がある。一旦B&Bに戻り一休み。着替えをして再びオバーンへ。
5年越しの願いが叶いこのシーフードレストランの席に座る。ピアに面した見晴らしの良い席だ。オーダーは
・ One Ee-Usk Fishcake Fresh and smoked salmon blended with potato, served with salad and cucumber mayo
・ Salmon & Langoustines Poached Salmon and Langoustines in a creamy mornay sauce with Ee-usk chips and salad
・ King Scallops Local scallops seared and served with savoury mash, side salad and mornay sauce とシーフード尽くめだ。
先ずはエールビール。ここにでは瓶ビールが出てきた。スターターのフィッシュケーキの写真がないのは、お皿が登場するや手をつけたからだ。
途中で気付いて撮影したが、とてもアップできるものではない。この辺りまでは元気だったのだが、メインが出てくる頃になって胃がムカムカしてきた。
料理の味も分からない。白ワインで無理に流し込む。旅も終盤、疲れが出たのかもしれない。
妻はと見れば、涼しい顔で飲み且つ食べている。タフな人なのだ。
桟橋の帆船でセールを上げ下ろしする体験訓練のようなことをしている。15人くらいが1組でマストに登り、ヤード(横桁)に並んで作業をする。
高所恐怖症の身には見ているだけで背筋が寒くなる。ひょっとするとその所為で体調が悪くなったのかも? 料理もワインも残して引き揚げる。
詳細は Web Site などでご確認ください。
「旅行記」もご覧ください。